ダイエットはオンライン食事指導だけでいける?オンライン食事指導の特徴とダイエット成功に大事な要素を徹底解説!

ダイエットはオンライン食事指導だけでいける?オンライン食事指導の特徴とダイエット成功に大事な要素を徹底解説!

「オンライン食事指導だけで本当に痩せられるの?」

「運動をしなくても、食事を変えればダイエットできる?」

「食事管理アプリを使うのと、プロから指導を受けるのは何が違う?」

オンライン食事指導に興味があっても、このような疑問から利用を迷っている方は多いのではないでしょうか。

この記事では、オンライン食事指導だけでダイエットが可能なのか、オンライン食事指導の特徴、メリット・デメリット、ダイエット成功に欠かせないポイントを詳しく解説します。

オンライン食事指導だけでダイエットはできる?

以下にオンライン食事指導のみでダイエットは出来るのかを解説していきます。

体重を減らすには食事の見直しが重要

体重や体脂肪を減らすためには、食事で摂取するエネルギーと、身体活動などで消費するエネルギーのバランスを調整する必要があります。なので、結論オンライン食事指導(食事制限)だけでダイエットを成功させることは可能です。

現在の体重や体組成が長期間変わっていない場合、摂取エネルギーと消費エネルギーは、おおむね釣り合っていると考えられます。そこから食事量や間食、飲み物などを調整することが重要です。

例えば、次のような食生活が続いている人は、食事を見直すだけでも変化が表れる可能性があります。

  • 甘い飲み物を毎日飲んでいる
  • 空腹ではないのに間食している
  • 食事を抜いた反動で夜に食べ過ぎている
  • 外食やコンビニ食で単品メニューが多い
  • アルコールと一緒に高エネルギーの料理を食べている
  • 自分に必要な食事量を把握していない

自分では「それほど食べていない」と思っていても、飲み物や調味料、間食、休日の食事などで気付かないうちに多く食べ過ぎている可能性があります。

オンライン食事指導では、普段の食事を写真や文章で共有するため、こうした見落としを確認しやすくなります。

「体重を減らすこと」と「理想の身体をつくること」は違う

食事を整えることで体重が減っても、姿勢や筋力、体力まで自動的に改善するわけではありません。

食事量だけを大幅に減らすと、体脂肪だけでなく筋肉や骨量なども減少する可能性があります。食事制限に筋力トレーニングを加えることで、体脂肪の減少や筋肉の維持・向上が有利になることが、研究レビューでも示されています。

目的ごとの考え方は次のとおりです。

ダイエットの目的食事指導だけでの対応適した取り組み
食生活を改善したい取り組みやすい食事記録と個別フィードバック
まず体重を減らしたい条件次第で可能食事改善を中心に日常活動も増やす
体脂肪を減らしながら筋肉を保ちたい不十分になりやすい食事指導と筋力トレーニング
身体を引き締めたい食事だけでは難しい食事管理と運動指導
姿勢や体力を改善したい食事だけでは難しい運動を中心に食事も整える
病気などを考慮して減量したい一般的な指導だけでは危険医師や管理栄養士に相談する

体重だけを落としたいのか、体脂肪を減らして筋肉を保ちたいのかによって、必要なサポートは異なります。

オンライン食事指導でダイエット効果が期待できる理由

食生活を客観的に見える化できる

人は、数日前に食べたものや間食の量を正確に思い出せないことがあります。

食事を写真や文章で記録すれば、記憶や感覚だけに頼らず、実際の食生活を確認できます。

原因が分かれば、単に「食べる量を減らす」のではなく、問題が起きているところを改善できます。

自分の生活に合った提案を受けられる

一般的なダイエット情報は、仕事、家族構成、調理環境、外食頻度まで考慮していないことがあります。

闇雲に流行りのダイエット法や独学の食事制限をするよりも、プロの食事指導を受けることにより自分に合った食事スタイル・ダイエット法を見つけるきっかけになる可能性があります。

一人で取り組むより継続しやすい

自己流のダイエットでは、体重が減らない期間や忙しい時期に、食事管理をやめてしまうことがあります。

定期的に報告する相手がいると、行動を振り返る機会が生まれます。食べ過ぎたときも、その食事だけを責めるのではなく、前後の生活や次の対応について相談できます。

オンライン食事指導では、単に知識を教えてもらうだけでなく、改善行動を続けるための伴走を受けられる点も特徴です。

オンライン食事指導とは?

オンライン食事指導とは、スマートフォンやパソコンを使い、離れた場所にいる管理栄養士、栄養士、トレーナーなどから食事に関するアドバイスを受けるサービスです。

LINE、チャット、専用アプリ、メール、ビデオ通話などを利用し、毎日の食事や体重、生活状況を共有します。

オンライン食事指導の主な内容

サービスによって異なりますが、一般的には次のようなサポートを受けられます。

  • 食事量や栄養バランスへのアドバイス
  • 外食・コンビニでの商品選び
  • 間食や飲酒の調整方法
  • 目標体重や行動目標の設定
  • 体重変化や生活習慣の振り返り
  • 停滞したときの改善案

決められた献立をそのまま食べるだけではなく、利用者が普段食べているものをもとに改善していくことが、オンライン食事指導の基本です。

オンライン食事指導のメリット

  1. 時間や場所に縛られにくい
  2. 普段食べているものを直接確認してもらえる
  3. アドバイスを後から見返せる
  4. 自分で食事を調整する力が身につきやすい

時間や場所に縛られにくい

スマートフォンから報告できるため、店舗やジムまで移動する必要がありません。

仕事や家事、育児などで決まった時間を確保しにくい人でも、食事の撮影やチャットであれば、日常生活の中に取り入れやすくなります。

ビデオ通話がある場合も、自宅などから参加できるため、対面型のサービスより移動時間を抑えられます。

普段食べているものを直接確認してもらえる

カウンセリングのときに過去の食事を思い出して伝える方法では、食べた量や間食などを忘れてしまうことがあります。

食事のたびに写真を撮影すれば、料理の組み合わせや量、食べる時間などを共有しやすくなります。

特別な「ダイエット食」ではなく、実際に利用しているコンビニ、飲食店、自宅の食卓をもとに改善できる点がメリットです。

アドバイスを後から見返せる

チャットや専用アプリを利用するサービスでは、過去のフィードバックが文章として残ります。

同じような外食をするときや、体重が停滞したときに読み返せるため、指導期間中に得た情報を繰り返し活用できます。

自分が食べ過ぎやすい状況や、うまくいった対処法を蓄積できることもメリットです。

自分で食事を調整する力が身につきやすい

食事指導の目的は、指導者から指定された食事を一生続けることではありません。

「何を選ぶか」だけでなく、「なぜ選ぶのか」を理解できれば、指導終了後も自分で判断しやすくなります。

例えば、次のような知識や判断基準です。

  • 主食・主菜・副菜の違い
  • 自分に合った食事量
  • 間食を調整する方法
  • 外食で確認するポイント
  • 食べ過ぎた後の戻し方
  • 体重が増え始めたときの対処法

短期間の体重減少だけでなく、長期的な自己管理につながることが、オンライン食事指導を受ける大きなメリットです。

オンライン食事指導のデメリット

  1. 食事の記録や報告を負担に感じることがある
  2. 写真だけでは正確な量や調理内容を判断できない
  3. 指導内容や専門性に差がある
  4. 極端な食事制限につながる可能性がある

食事の記録や報告を負担に感じることがある

食事のたびに写真を撮影したり、アプリへ入力したりすることを面倒に感じる人もいます。

記録の負担が大きすぎると、食事改善よりも報告自体が目的になってしまいます。

最初から食材の重量や栄養素を細かく入力するのではなく、まずは次の項目から始める方法があります。

  • 食事写真
  • 食べた時間
  • 飲み物
  • 間食
  • おおよその量

重要なのは、精密な記録を短期間行うことではなく、改善に必要な情報を継続して残すことです。

写真だけでは正確な量や調理内容を判断できない

写真からは、料理に使われている油、砂糖、調味料、実際の重量などを正確に確認できないことがあります。

同じ料理に見えても、食材や調理方法によって内容は異なります。

必要に応じて、次の情報を補足しましょう。

  • ご飯や麺のおおよその量
  • 料理名
  • 飲み物の種類
  • おかわりの有無
  • 写真に写っていない間食
  • ドレッシングやソースの使用量

写真は便利ですが、あくまでも食生活を把握するための一つの手段です。

指導内容や専門性に差がある

オンライン食事指導を担当する人には、管理栄養士、栄養士、トレーナー、民間資格のコーチなどがいます。

管理栄養士は国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受ける資格です。病院などでは、患者の病状に合わせた食事提供や栄養指導を通じて、医療チームの一員として栄養管理を担います。

一方、健康な人のボディメイクや運動習慣については、トレーニング指導の経験が豊富なトレーナーが適している場合もあります。

資格名だけでなく、対象者、指導経験、得意分野、アドバイスの具体性などによって、受けられるサポートが変わる点には注意が必要です。

極端な食事制限につながる可能性がある

「炭水化物をすべて抜く」「決められた食品以外は食べない」など、制限が極端な方法は継続しにくく、必要な栄養素が不足するおそれがあります。

厚生労働省の情報でも、減量時は特定の食品を抜いたり、食事量を極端に減らしたりせず、主食・主菜・副菜をそろえた食事を基本とすることが勧められています。

一時的に我慢できる内容ではなく、指導終了後も継続できる内容になっているかを確認することが大切です。

オンライン食事指導でダイエットを成功させる8つのポイント

  1. 体重だけでなく行動目標を設定する
  2. 最初は普段どおりの食事を記録する
  3. 一度に多くのことを変えない
  4. 食べ物を禁止せず、量・頻度・組み合わせを調整する
  5. 主食・主菜・副菜を基本に食事を整える
  6. 日常の身体活動を増やす
  7. 睡眠不足やストレスを放置しない
  8. 指導終了後も続ける行動を決める

1.体重だけでなく行動目標を設定する

「3カ月で5kg痩せる」といった結果目標だけでは、今日何をすればよいのかが分かりません。

結果目標と一緒に、具体的な行動目標を設定しましょう。

例えば、次のような目標です。

  • 甘い飲み物を週5回から週2回に減らす
  • 夕食後の間食を週2回までにする
  • 昼食に肉・魚・卵・大豆製品のいずれかを加える
  • 毎朝、同じ条件で体重を測る

「食事を控える」のような曖昧な表現ではなく、実行の有無を判断できる内容にしましょう。

2.最初は普段どおりの食事を記録する

食事指導を始めた直後から、急に食事を減らす必要はありません。

最初に普段の食生活を正確に記録することで、優先的に改善すべき部分が分かります。

指導者に良く見られようとして、開始直後だけ食事を変えると、日常生活の問題点を把握できません。

特に次の内容を記録すると、食事量だけでは分からない課題を確認できます。

  • 食べた時刻
  • 食前の空腹感
  • 食べた理由
  • 間食の状況
  • 睡眠時間
  • 仕事の忙しさ
  • 食後の満足感

「空腹で食べたのか」「ストレスや習慣で食べたのか」を確認することも大切です。

3.一度に多くのことを変えない

改善点が複数見つかっても、すべてを同時に変えようとすると負担が大きくなります。

最初は、最も改善効果が大きく、実行しやすい行動を一つ選びましょう。

例えば、甘い飲み物、夜の間食、アルコール、休日の食べ過ぎなどが課題の場合、その中から優先順位を決めます。

一つの行動が定着してから、次の行動へ進む方が継続しやすくなります。

4.食べ物を禁止せず、量・頻度・組み合わせを調整する

ダイエット中でも、特定の食品を完全に禁止する必要はありません。

禁止するものが増えるほど、食べたときに「失敗した」と感じやすくなり、その後の食事まで崩れることがあります。

次のような視点で調整しましょう。

  • 量を少し減らす
  • 食べる頻度を見直す
  • 似た食品に置き換える
  • ほかの料理との組み合わせを変える
  • 買い置きや置き場所を変える
  • 食べる時間帯を見直す

例えば、お菓子を完全に禁止するのではなく、「毎日から週3回にする」「大袋ではなく個包装を選ぶ」など、具体的に調整します。

5.主食・主菜・副菜を基本に食事を整える

ダイエットでは、食事を減らすことばかりに注目しがちです。

しかし、必要な栄養を確保しながら継続するためには、食品や料理の組み合わせも重要です。

厚生労働省と農林水産省の「食事バランスガイド」では、毎日の食事を主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物に区分しています。主食はご飯・パン・麺類、主菜は肉・魚・卵・大豆製品、副菜は野菜・いも・海藻・きのこを中心とした料理です。必要量は年齢、性別、身体活動量などによって異なります。

毎食すべてを完璧にそろえるのが難しい場合は、単品の食事を減らすことから始めましょう。

例えば、次のように組み合わせます。

  • おにぎりだけではなく、ゆで卵とサラダを加える
  • うどんだけではなく、肉や魚、野菜の料理を加える
  • 菓子パンだけではなく、ヨーグルトや果物を組み合わせる
  • 丼だけではなく、野菜の小鉢を追加する

食事量は個人によって異なるため、料理の組み合わせを整えたうえで、自分に合った量へ調整します。

6.日常の身体活動を増やす

オンライン食事指導だけでも体重減少を目指せますが、健康維持や身体づくりまで考えるなら、身体活動も重要です。

一般的な目安として、歩行または同等以上の身体活動を1日60分以上、息が弾み汗をかく程度の運動を週60分以上、筋力トレーニングを週2~3日行うことが推奨されています。ただし、これらは全員が最初から達成しなければならないノルマではありません。

まずは次のような小さな行動から始めます。

  • 現在より10分多く歩く
  • 近い距離は徒歩で移動する
  • エレベーターではなく階段を使う
  • 座りっぱなしの時間を減らす
  • 自宅でスクワットなどを行う
  • 休日に散歩する

運動の時間を確保できない人も、通勤、買い物、掃除などの日常活動を増やすことで身体活動量を高められます。

7.睡眠不足やストレスを放置しない

ダイエットでは、食事と運動だけでなく、睡眠も見直す必要があります。

睡眠不足が続くと、食欲を抑えるホルモンであるレプチンが減少し、食欲を高めるグレリンが増加することが報告されています。

睡眠不足の日に、甘いものや高エネルギーの料理を食べたくなる場合、意志の弱さだけが原因とは限りません。

次のような生活が続いている場合は、就寝までの流れも見直しましょう。

  • 夜遅くまでスマートフォンを見ている
  • 深夜に夕食や間食をとっている
  • アルコールを飲んでから就寝している
  • 休日に睡眠時間が大きくずれている
  • 仕事のストレスを食事で解消している

食事記録に睡眠時間やストレスの程度も加えると、食べ過ぎとの関係を確認しやすくなります。

8.指導終了後も続ける行動を決める

オンライン食事指導の期間中だけ体重が減っても、終了後に以前の生活へ戻れば、体重も戻りやすくなります。

指導期間中に、次の内容を整理しておきましょう。

  • 継続する食習慣
  • 食べ過ぎやすい場面
  • 体重が増え始めたときの対応
  • 食事記録を行う頻度
  • 外食や旅行後の戻し方
  • 忙しい日の代替メニュー
  • 運動できない週の対応
  • 再び専門家へ相談する基準

「指導者がいなければ何を食べればよいか分からない」という状態ではなく、自分で考えて調整できる状態を目指すことが重要です。

Topic

パーソナルジムだけがダイエットを叶えられる場ではありません

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斉藤龍史

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オンライン食事指導を安全に利用するための注意点

健康状態によっては、一般的なオンライン食事指導だけで減量を進めることが適切でない場合があります。

次に該当する場合は、自己判断で食事量を大きく減らさず、医師や管理栄養士などへ相談してください。

  • 糖尿病、腎臓病、肝臓病などで治療を受けている
  • 血圧や血糖、脂質などの薬を服用している
  • 妊娠中または授乳中である
  • 未成年者である
  • 低体重である
  • 摂食障害の経験や兆候がある
  • 原因不明の体重減少がある
  • 強い疲労、めまい、動悸などがある
  • 短期間で大幅な減量を求めている

特に腎機能が低下している場合は、たんぱく質摂取量について個別の管理が必要になることがあります。持病がある人や服薬中の人は、一般的なダイエット情報だけで判断しないことが大切です。

まとめ

記事のまとめ

  1. オンライン食事指導だけでも、現在の食生活を把握し、自分に合った改善を継続できれば、体重を減らすことは目指せます。
  2. 体重を減らすことと、引き締まった身体をつくることは同じではありません。
  3. ダイエットを成功させるために大切なのは、短期間だけ厳しく制限することではなく、自分の生活に合わせた方法を継続し、最終的に自分で食事を調整できるようになることです。
  4. 体脂肪を減らしながら筋肉を維持したい人や、姿勢・筋力・体力も改善したい人は、食事指導だけに限定せず、日常の身体活動や筋力トレーニングも取り入れましょう。
  5. ダイエットを成功させるには次の流れを繰り返すことが重要です。
    • 現在の食事を記録する
    • 問題点を確認する
    • 実行できる行動を決める
    • 日常生活で実践する
    • 結果を振り返る
    • 必要に応じて修正する

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